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やましげ○○ぼっち Vol.77

新年度明けましておめでとうございます
やましげです
消費税増税!!!!
やむを得ないのでしょうが、、、
来年更に上がると考えたら恐ろしい
給料5パーセント上げるって大変だぞ!!
なかなかそうはいかんざぎ!!!!

とにかく家にいない
せっかく買ったカーテンちゃんになかなか会えないよぉ
いっぱい昼寝したいのにぃ
仕事はありがたい事に沢山頂いております
感謝

マネージャーは大変だと思います
忙しいと僕はすぐにぶつぶつ言います
「寝る時間がない」
「疲れた」
「休みがほしい」

休みが何日か続くとぶつぶつ言います
「仕事がなく暇だ」
「不安だ」
「仕事がほしい」

とにかくどう転んでもぶつぶつ言います
だから最初に言ったのです
マネージャーは大変だと
僕は絶対にマネージャーにはなれません
なぜなら自分のスケジュールすら管理出来ないのに、人のスケジュールなんか管理出来るわけないからです
ましてやすぐに文句を言う人間の為に頑張ろうとは到底思えません
僕はそんな人間です

実は僕は芝居以外にもやりたい事がありました
獨協大学の法学部を卒業しているので「弁護士」になりたかった
訳ではありません
実は社会福祉の道に進もうと思っていたのです
母親が学童保育の先生をしていたり、姉が老人ホームで働いていたり、下の姉もOLをやりながら家で点字や手話の勉強をしていたので自然と僕も福祉の道へ進もうと思っていたのです
ですから大学も社会福祉学部を希望していました
ただ当時まだ社会福祉学部がある大学も少なく地方も含めて受験しました
家から通えるのは二校ほど
そこで両親は出来れば家から通える大学が良いと僕に頼んだのです
仕送り等を考えたら当然の事だと思います
そこで僕は家から一番近い獨協大学も受験する事にしました
法学部と経済学部
希望とは違いますが、調べると白鷺会と言う社会福祉サークルがあったのです
活発な活動もしているようで、机の上の勉強は出来ないが社会福祉の実践は出来る
だとしたらそれは立派な勉強なのではないか?
そう考えたのです

もちろん演劇もやりたいと思っていました
当初の計画は、社会福祉の大学に入り勉強しつつ演劇のサークルに入る
でした
しかし獨協大学の法学部に入学したので計画にズレが生じます
入学式の翌日、学内には各部活、サークルが勧誘しています
まず演劇研究会に行きました
「公演毎に出る出ないを決めていい」
「掛け持ちもOK」
なるほど…

白鷺会に行きました
「活動が多くとても忙しい」
「掛け持ちは出来ない」
なるほど…

僕は考えました
社会福祉は何もサークルに入らなくても日常の中で出来るんじゃないか?
例えば電車でお年寄りに席を譲ったり、重いものを持っている人がいたら手伝ってあげたりすれば良いのだ
それも立派な社会福祉ではないか!
当時の僕はそう考えたのです

結果その日に演劇を始めました

今は思います
何も分かってなかったのだと
実際に福祉のお仕事が如何に過酷であるか
僕はきっとすぐに根をあげていたでしょう
大学に入って数年後、老人ホームで働く姉に尋ねました
赤の他人の下の世話とか大変じゃない?と
姉は答えました
「別に何とも思わないよ」
その言い方がさも当たり前のように言うので僕はビックリしました
そしてその時に気付きました
僕はきっと誉められたかったのだ
人のために頑張って偉いね、凄いねと
その為の社会福祉だったのです
失礼な話です
本当に申し訳ありません

あの時の二択の内の一つ
演劇を今も続けています
マネージャーにぶつぶつ言いながら続けています
周りの人達に支えられながらやっています
誰に頼まれたわけでもない道を歩いています
芝居が好きだから
だから僕は自分の芝居で誰かに希望を与えたいなんて口が裂けても言えません
僕が好きでやっている事が、もし誰かの笑顔になったり、希望になったりしたらそんなラッキーな事はない
こちらがありがとうございます!!なんです

いつかそんな奇跡が起こりますように


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