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やましげ○○ぼっち Vol.65

2013/04/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

春です
やましげです
山崎樹範です
山崎春のパン祭りです

最近はなんだかMCの仕事が多いです
テレビ神奈川でレギュラーの番組も始まります
手前味噌ですが何度も言われた事があります

「役者にしておくのはもったいない」

映画、ドラマ、演劇関係者の皆さん!
早く評価しないとやましげちゃんがバラエティ界に持ってかれちゃうよ!!!!

昨年日経エンタでもそんな記事が出ましたね
「山崎樹範はもっと評価されるべきだ」
それで気付かされました

…俺って評価されてなかったんだ

2013年
山崎樹範は評価待ちです

さて、今回は昔からずっと思っている僕の心の中について話したいと思います
芝居を始めた頃から、僕は幸せになってはいけないと思っています
芝居で食べていけるようになってからも変わりません
むしろ確信に変わりました
幸せになってはいけない

なぜそんな風に思ってしまったのかは覚えていません
理屈ではなく、そう思ってしまったのです
だからどうしようもないのです

もちろんバカな考えだとは分かっています
普通に幸せになればいいもん

じゃあ何故幸せになってはいけないのか?
理屈ではないのですが、なんとか見つけて理屈を言います
それは芝居がダメになる気がするから
僕は生涯役者でありたいと思っています
もっともっと芝居が上手くなりたい
もっともっと芝居を好きになりたい
もっともっともっと!!!!!!
そのためには何かを引き換えにしなければいけないのではないか?
芝居でお金を稼げるようになった時に追い込まれた気がしました
とても嬉しかったんだけど、言い訳がなくなったような気がしました
ハングリーとかではなく、切るカードがなくなった感じ
なんだかよく分からないですよね?

僕は芝居をしてて誰かを演じた事ははっきり言ってないわけです
僕は生涯かけて山崎樹範を表現したいと思っていて
こんな人間がいたんだと残したいと思っていて
じゃあ俺とはなんぞや!?と言うと、それは人とはなんぞや!?って問いと同じなわけです
つまり生涯かけて人を表現したいと…
結局他人を演じているのではないか?と思われてしまいそうですが、
つまり「私」は「あなた」であり、「あなた」は「私」であるのです

人とはなんぞや?
僕の中で答えは「せつなさ」であり、「はかなさ」であると思っているわけです
分かり合えるようで分かり合えない、切りたいけれど切れない「切なさ」を表現したいのです
いつか消えてなくなるのに、それでも夢を見る人の「儚さ」を表現したいのです
その為に幸せから少し離れたところに身をおいておきたいと思ってしまうのです

理由になっているのかいないのかよく分からないですね
実際、諸先輩方が結婚されたり家族が増えたり幸せに過ごしながら、役者としても充実されている方は沢山います
多分自分にも同じ事が出来るのだろうとは思うのですが…

良くないですね!
最近は少しずつ変わってきてますよ
心の中にはまだ幸せになってはいけないの胞子がフワフワしてますが、幸せになりたいの種も確実に根付いてきてます
だから書いたってのもありまして
来年40歳ですから、いつまでも小僧の時の自分に縛られている訳にはいかないもの!!

あー、結婚したーい!!
幸せになりたーーーい!!!!

ただね
死んだら地獄には行こうと思ってます
現世でこんだけ好きな事して、死んだら天国なんて都合が良すぎるぜ!!


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