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やましげ○○ぼっち Vol.97

2015/12/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

福山雅治さんが結婚を発表した時に世間では「福山ロス」なんて言葉が出てきた
正直、はぁ?って思っていた
そんなんで会社休んだりするー?
まじでー???

しかし「ダイナリィ」が終わってしばらく僕は「ダイナリィロス」でした
肉体的にも精神的にもギリギリだったあの極限なら抜け出し、ついでに脱け殻のようになってしまったのです

山崎樹範、やましげです

カムカムミニキーナ25周年公演「ダイナリィ」にご来場下さった皆様ありがとうございました
心よりお礼申し上げます
無事に閉幕と相成りました

冒頭の話に戻りますが、生活のかなりの部分を舞台が占めていたので終わった時の喪失感は凄いものがありました
幸いな事にすぐに仕事がありまして翌日から日光に行ってました
時代劇の撮影で寒さと戦ったりしていたのでしばらくは気も紛れていたのです
しかし、最近は仕事も落ち着いてのんびりした時間を過ごせたりするので、ふとした時にダイナリィを思い出します

一度からっぽになったんだろうと思います
アウトプットしつくしてからっぽになっちゃった
だからインプットせねばと先日、湘南乃風のライブに行ってきました
代々木体育館
一万人以上のお客さん
熱狂的熱気
圧巻のパフォーマンス
アツいメッセージ

途中何度も涙をこらえました
泣いちゃえば良かった

涙は最高のデトックスだと思います
皆さんも何かあったら泣いちゃうのが良いと思います
悔しくて泣く
悲しくて泣く
怒って泣く
嬉しくて泣く
笑っても泣ける

何でも泣けちゃう
ビバ涙!!

その為には心の解放が大事です
その大事さに改めて気付いた41歳です

相変わらずの散漫な内容の散文です

今年もいよいよ終わりになります
今年はどんな一年だったか?
不思議な事によく覚えていないのです
楽しかったような、大変だったような
多分いろんな事があったなぁ
ダイナリィ楽しかったなぁ
それに尽きる

八嶋智人のいないカムカムミニキーナに出るのはそれこそ新人の時以来でした
八嶋のいないカムカムは果たしてカムカムなのか!?
そんな事を考えていましたが杞憂でした
そもそもサラウンドミニキーナシリーズは八嶋なしで始まったものだし、それ以前に松村武が脚本演出をすればカムカムミニキーナなのだなと痛感いたしました
僕はよくカムカムを家族で例えます
松村がお父さんで八嶋がお母さん
ちなみに僕は末っ子長男

2年ぶりのカムカム
まぁ松村お父さんのお父さんぷりに磨きがかかっていました
頑固でわがまま!!
ドラマに出てくる昭和のお父さんです
父の威厳たるや凄まじかったなぁ
後輩が怒られている時に何もフォローが出来なかったものね

そして今回はカムカム家の隣に住む雷じじい
清水宏さんも一緒でしたからまぁ賑やかな稽古と本番でした
清水さんはいついかなる時でも本気です
芝居も本気
遊びも本気
本気も本気

正直言うと稽古終盤、清水さんと飲んでる時に思わず涙してしまった事がありました
二人で真剣に話している時に自分の感情のキャパシティを越えてしまい涙が止まらなくなったのです
清水さんは真っ直ぐに僕を見て、多分優しい言葉をかけてくれました
多分ってなんだ?って話ですが、不思議と表情は鮮明に覚えているのに言葉は全く覚えていないのです
それくらい表情だけで説得力があったのでしょう
そしてその涙で僕自身もリミッターが外れ、少し前に進めた気がしました

だから泣くことは大事だと書いたのです

行ったり来たりすみません

自分自身寄り道の多い人生だとは思っていますが、どうやら変えられそうにないのです
何より自分がそんな自分を楽しんでいるふしがあるのです

劇団を行ったり来たり
役者を行ったり来たり
でも絶対に帰る道

来年はどんな寄り道をするのか?
楽しみです

本年もカムカムミニキーナ共々お世話になりました
誠にありがとうございました


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