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やましげ○○ぼっち Vol.100

2016/03/20 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

遅くなりました
申し訳ありません
やましげです
まず言い訳をさせて下さい!
先日まで一人舞台をやってました
それが、大変だったんです!!
もちろんそんな事で締め切りを遅らせてよいのか?と聞かれたら、そんなのはダメに決まってる!と答えます
気付いていなかったのです
ここまで台詞覚えが悪くなっている事に!!
今までは「一人でやるんだから少々間違えようがうろ覚えだろうが良いだろう?」ぐらいに考えていました
しかし今回は6人の方に脚本をお願いし、しかもそのどれもが素晴らしい本だったのです

これはちゃんとせねば!!

これが私が最初の感想です
だんだんと集まってくる台本
プレッシャーが高まります
そして5番目に松村さんの台本が届いた時に一度私の脳みそはブッ飛びました
とんでもない台本だったのです

居酒屋で男が一人で長々と幼なじみだと言う元相撲取りのエピソードを語り続ける

といった話なのですが、台本に改行がない!
大体15分くらいでお願いいたしますと依頼を致しました
まさにきっちり15分の台本でした
さすが松村さん!
完璧でした!!

ただし、それは…
一度も息継ぎをせずにマックスのスピードで喋れば、、、
という条件付きでした
とんでもないミッションです
私だけではなく人は皆、呼吸をしないと酸素を吸わないと生きていけません
まさに私は無酸素で水深何十メートルの海に潜る潜水士のような気持ちで稽古に挑みました
やましげディープブルーです

そして、もうひとつミッションがありました
台本の終盤に「ここまで1回も噛んでないでしょ?」という台詞がありました

つまり15分間マックスの速さで喋り続け、なおかつ一度も噛まないで喋れ!!という鬼のような座長のミッションでした

これは座長の愛情だとも思いました
真摯に向き合わなければならないと思いました

怒濤の言葉の羅列
考えていたら追いつきません
記憶して思い出しながら喋っていたのでは間に合わない
口が勝手に台詞を言うようになるまで移動やお風呂で念仏のように台詞を唱えていました
42歳のおじさんにはなかなかの荒行でした
しかしまだまだ荒行は続きます
小さい声だと一息で五行くらいは言えますが、稽古でちゃんと人に伝えようと大きめの声で話すとすぐに息切れしてしまいます
息継ぎに関しては極力減らす方向でいくことにしました
まだあります
私はすぐに噛みます

さらには他の5本の脚本の稽古もしなければなりません
連日稽古に稽古を重ねて精度をあげていきます
少しずつ!
確実に!!

松村さんの愛情に応えるために!!

そして迎えた本番初日に松村さんが観に来て下さいました
満を持して迎えた本番!!

私はド頭から甘噛みし、途中でがっつり噛みました
終盤を向かえあの台詞が来ます

「ここまで1回も噛んでないでしょ?」

初日で緊張していた私は意外にも冷静でした
その台詞だけを抜いてサラッと次の台詞を言いました

てへぺろ~(^ω^)

山崎樹範


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やましげ○○ぼっち Vol.100(お詫び)

2016/03/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

一人芝居でてんやわんや、ごめんなさい。終わり次第改めて更新させてくださ~い!

山崎樹範


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