2018/10/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち
秋めいてきました
やましげです
舞台の本番中です
「カレフォン」
廣瀬智紀くんと川栄李奈ちゃんがダブル主演
若者の恋愛ストーリーにおじさんが孤軍奮闘しています
何日か前に台詞がとびました
頭真っ白…
周りのフォローもあり事なきを得ましたがショックでした
確実に衰えていると実感しました
経験も長い分、若い役者を引っ張っていかなければ!
こんな想いは驕りです
逆に若い子の足を引っ張らないようにしないといけません
最近は朝起きたらたっぷりお風呂に入って汗をかいて、劇場に着いたら厚着をしてピョコピョコジャンプを30分
ここでも汗をかきます
そこからシャワーを浴びて冷水を手足にかけ身体を起こす
これで身体と声が準備OK
そこから台本を確認して、台詞の復唱をする
脳と口を舞台仕様にシフトチェンジ
これでようやく本番に臨む準備が整います
その上で挑んだ本番でミスをする
恐ろしいーーーーーーー
衰え
老い
退化
老害と呼ばれる日もそう遠くないかもしれません
いや、すでに呼ばれているかも…
恐ろしいーーーーーーーーー!!!!!
それなのに今年もう5本目の舞台
やってるーーーー!!
年内あともう1本舞台ある
やりすぎーーーー(>_<)
昨日の夜久しぶりにウォーキングをしました
奥さんと二人でダラダラ1時間歩いて
何かしら老後に備えて運動しないとね
確認しました
↑↑↑↑↑↑
ここまで書いて本日の本番に行ってきました
とりあえず大きなミスもなく終了
ホッとしました
でも安心出来ません
まだまだ先は長いのです
この公演もだし、役者人生もです
昔ドラマの現場で誰もが知る大御所俳優さと共演した事がありました
その方はメモ用紙に手書きのカンペを作っておられました
会議のシーンで隣に座っていた私はびっくりしました
その方が1枚づつメモを手にして、それを読みながら芝居をしていました
1枚終われば次の1枚を取り、また次の1枚と取り
全ての台詞が終わるとメモの束をトントンとまとめ、胸ポケットにしまっていました
恐ろしい事にそれが誰にもバレてないのです
監督やカメラマンは凄い芝居だったと感動していました
隣に座っていた私だけが動揺していたのです
つまり、そういう事なのです
老いは遅かれ早かれやってきます
堂々としていれば良いのです
芝居にミスは付き物
堂々としていれば間が空こうが、台詞が飛ぼうが、カンペを見ようが関係ないのです
明日からもミスはあるでしょう
私に必要なものはミスをしていても堂々としていられるメンタルです
これが俺の間なんだと!
これが俺の演技プランなんだと!
ミスをしても良ければOKなのです
そうなります
無理だーーーーーーーーーーー!!!!!!
やましげ○○ぼっち Vol.131 はコメントを受け付けていません