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やましげ○○ぼっち Vol.59

2012/10/25 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

どーも
やましげです

こないだゲリラ豪雨の直撃を受けて、全身がずぶ濡れになりました
ズボンのポケットに入れていた携帯もびしょびしょ
防水のスマホにしておいて本当に良かった!
機種変更する時に、「機能はよく分からないけど、とにかく防水だけあれば良い」と言ったのが正解でした

カムカムの皆は只今絶賛稽古中ですね
僕も稽古中です
今月末に中目黒ウッディーシアターで鳥居みゆきさんと二人芝居をやります
作・演出は鈴木おさむさん

芸人さんとの舞台恒例の深夜稽古
稽古からあさイチ、稽古からドラマの撮影等もあり、体力的にきつい1ヶ月になりそうです
この3日間はいつ寝るんだろう?みたいな日もあり不安はつきません
二人芝居も初めてですしね~

その前に朗読劇もありましたね
頑張らねば!

先日まで熊本に行ってました
テレビ熊本が年に一度制作するドラマの撮影です
熊本の偉人をドラマにする企画も今年で20年だそうです
初めに監督さんやスタッフさんと話した時

「僕らは年に一回しかドラマを撮らないので、ご迷惑おかけする事も多いと思います」

と言われました

現場に入ってみると、確かに東京でずっとドラマを撮っているスタッフさんと比べれば不慣れな部分もあるかもしれません
ただ、思いの強さは全く変わりません
むしろ一年に一度のドラマにかける気持ちは、並々ならぬものがありました
打ち上げの時に、20年連続参加しているスタッフさんが挨拶をされていました
照明、美術、メイクさん
控えめながらも誇らしい顔をしてらっしゃったのが、とても印象的でした
美術さんとメイクさんは、お子さんが同じ仕事をする後継者として現場に来てました
想いを繋いでいく作業に感動を覚えました

僕は楽しいお酒の席で、気分が晴れないでいました
皆さんの楽しそうな様子や作品に対する熱い想いを聞くたびに、何かが心の中に沈澱するのです
決して周りのスタッフさんのせいではありません
原因は自分自身です

皆さんの想いに対して、僕は芝居で応えられてないのではないか!?

飲めば飲むほど不安は確信に変わります
ああすれば良かった
こうすれば良かった
もっと準備する事があった
何もかも足りてなかった

もちろん現場で一切手を抜いたつもりはありません
その瞬間のベストを尽くしたつもりです
でもそれはいつの間にか技術ばかりが先行して、気持ちの部分が追いつかなくなっているような気がするのです
気がするのではなく、間違いなくそうだと思います

最後に役者から一言!みたいな場面で、僕は完全にプロとして失格な発言をしました

「今回僕は皆さんの熱い想いに応えるような芝居は出来ませんでした
申し訳ありません
もし許されるならば、リベンジしたいのでもう一度チャンスを下さい」

このスタッフさん達に、耳障りの良い形式的な挨拶をして終わらす事が出来なかったのです
どうしても本音で話したかったのです
結果的には、
また出してくださいね!
って意味も含んじゃってるんで、営業トークみたいにもなってしまいました

トホホです
ちゃんと伝わったかなぁ?
伝える事でもないんだけど、、、

先日、久しぶりに八嶋さんとお会いして二人で話をしました
本当に久しぶりに二人っきり
とても大事な話が多く、ここに書く事は出来ません
申し訳ありません

一つだけ言うと、僕が感じていた不安を、八嶋さんも僕を見て感じていたとゆー事
昔からよく知る先輩に言われた言葉は強力でした

40歳がわりとリアルに見えてきた今
ここでもう一度気持ちを新たにして
、役者としての土台作りをしなければ経験に溺れてしまう
足元から崩れ落ちてしまうと危機感を持ちました

どうにかせねばと考えている昨今です

オチはありませんよ

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