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やましげ○○ぼっち Vol.151

2020/06/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

1ヶ月のご無沙汰です。
山崎樹範、やましげです!

やっております。
リモート稽古!!
普段全くパソコンを使わない私ですが、いよいよ携帯だけではどうにもなりません。
奥さんのパソコンを借り、電源の入れ方から教えてもらい、手取り足取り、一から十までメモに書いてもらいました。
そしてある事が決まりました。

新しいパソコンを買う。

かなり長い事使っている物なので映像も音もよろしくないのです。
私の給付金の使い途が決まりました。
申請はしたのですがまだ入金はありません。
役所の方は忙しくて大変だと思いますが、なるはやでお願いしたいものです。

もうひとつ問題があります。
我が家の間取りは寝室との仕切りがない、ワンルームなのです。
いわばプライベート空間がないのです。
そんな家でのリモート稽古。
当然奥さんは音をたてないようにコソコソしなければなりませんし大変です。
長時間ですからパソコンの向こうでコーラを飲んだり、マスクを縫ったりもします。
家で、奥さんの目の前で、本気で芝居をするのが恥ずかしくないと言えば嘘になります。
最初はめちゃくちゃ恥ずかしく大至急引っ越せないかと考えたものでした。
しかし、2ヶ月の自粛で今月辺りからぐっと収入が減る事を考えるとそうもいきません。
そうなるとこの環境に慣れるしかないのです。
我が家の新しい生活様式です。
今回のコロナ騒動で皆さん様々な変化があったと思いますが、旦那が家で本気で芝居をするようになったご家庭は少ないと思います。

稽古後にリモートで飲み会をする事もあります。
共演者のみんなと芝居を離れて話す事も大事なコミュニケーションであると思います。
気のおけない仲間との画面越しの会話。
その向こうにも奥さんがいます。
先日、劇団員の亀岡君が話の流れから僕の元カノの事をベラベラと喋りだしました。
画面に映る亀岡君の後ろにいる奥さんとバッチリ目が合っている恐ろしい状況です。
リモートで良かったです。
近くにいたら亀岡君の頭を叩いていたかもしれません。
みんなにも我が家の新しい生活様式に慣れてもらわないといけません。

とは言え早くみんなに会いたいです。
目を見て、体温を感じて、触れて、言葉を交わす。それこそが芝居の醍醐味ですし、芝居とはそれでしかないのかもしれません。
そして目の前にお客様がいる事。
お客様からしたら目の前に役者がいる事。
それこそが演劇なのです。

どれだけ素敵な写真を見ても旅した事にはなりません。
そこの空気はそこにしかありません。
みなさん7月2日から久しぶりに旅をしてみませんか?
座・高円寺に来れば客席にいながらにして時間も空間も越えた旅に出られますよー\(^_^)/

では次は劇場でお会いしましょう!!

一足先に時空を旅して、子供の頃の僕の写真(アプリを使用したアナザーワールドの幼少期ですが…)をご覧下さい。

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