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やましげ○○ぼっち Vol.154

2020/09/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

山崎樹範です。やましげです。
残暑とは呼べないような暑さが続いておりますが如何お過ごしでしょうか?
今年は仕事をわりと頑張っている夏で御座います。
なんせたっぷりお休みを頂いておりましたしね。
先週までほぼ2週間東京を離れて、朝から晩までドラマの撮影をしておりました。
まあラジオの生放送の為に半日は東京に戻ってきていたのですが…。
撮影あるあるですが、夏に秋の設定のドラマは大変でした。
スーツにコート!
本番まではワイシャツでやらせてもらいましたが熱中症との戦いです。
スタッフさんも常にマスクをしながらの撮影は大変だったと思います。
スタッフさんはほぼ肉体労働ですからねぇ。
コロナで世界が変わってしまったような思いにとらわれる事もありますが、撮影現場にいると僕の好きな場所は変わらずにちゃんとあるんだなとホッとしました。
やはり現場が大好きです。

あの蝉の音はどうするんだろうなぁ…。

秋なのになぁ……。

まいっか!!
俺の考える事じゃない!!!!

そんな事より四十肩問題です。
ついに左肩がバカになりまして上がりません!
実はカムカムの「猿女のリレー」の時から症状は出ておりまして、、、
左肩を庇いながら芝居をしていたのですが、流石に支障がでかくなりまして誤魔化しきれないようになりました。
整体にも通っていたのですが、なかなか改善されず転院致しました。
針治療も取り入れました。
一度でかなりの効果を感じたので引き続き通院しようと思っています。
しかし先生にも「肩は時間がかかる。」と言われましたので長い目で治していこうと思います。

しかし、まさか自分が四十肩になるなんてね。
肩が上がらないなんてそんな事あるかい?となめていました。
老いと向き合うのが、今後の人生です。

撮影中泊まっていたホテルに温泉がありました。
大浴場!!
出演者もスタッフさんも皆そこに泊まっていたのですが、一人早く終わった日は大浴場を独り占めです。
鼻歌を歌い、気分良く平泳ぎをしようとした瞬間に左肩に激痛。
自分の愚かさに涙が出ました。

私の人生はもう遥か昔に青春は終わり、汗の似合う夏も終わり、秋をむかえています。
若かった青臭い芝居も紅葉のように色づくと良いなと思います。

最近の芝居を振り返ると、、、
まだまだだなぁ。

皆様体調に気を付けてくださいませ。

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やましげ○○ぼっち Vol.153

2020/08/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

山崎樹範です。
カムカムミニキーナ30周年公演「猿女のリレー」が無事に終了して間もなく1ヶ月が経ちます。
仕事も通常営業とは言えませんがしております。
どの現場でもフェイスシールドが当たり前です。
先日、土下座をしました。
もちろん仕事でそういうシーンがあったからです。
テストでフェイスシールドをしながら土下座をしたらバリバリバリとなりました。
土下座とフェイスシールドは相性が悪いです。
皆さんお気をつけ下さいませ。

あと毎日暑いんでお気をつけ下さい。
熱中症対策で昼の不要不急の外出は控え、コロナ対策で不要不急の外出は控えろと言われ、涼しくなって外出してもお店は22時には閉まってしまう。
知らず知らずにストレスが溜まってしまう日々。
先日も自分が嫌いになるような事がありました。
もちろん自分のせいです。
反省。。。

ずっと行きたかった焼鳥屋さんに行きました。
美味しかったなぁ。
せせりと鳥もつが絶品でした。
なかなか予約が取れないのでラッキーでした。
また行きたい。
明日にでも。。。
美味しいものは人を幸せにしてくれます。
僕にとっては必要なんで至急行きたいのです。

止まっていた仕事が動き出しています。
本当なら4月に撮影する予定だったドラマです。
もう出来ないのかなと思っていたので嬉しいです。
そういった仕事が他にもありました。
土下座もそれです。

待ちに待った土下座。

心を込めて芝居をしました。
何度もテストでバリバリ言わせながら。
本番でフェイスシールドを外しました。
会心の一撃です。
伝説の「半沢直樹」大和田常務の土下座の真逆をいく、「よーい、スタート!」からコンマ0.2秒での土下座です。

役者・山崎樹範ここにあり。

人間・山崎樹範はほぼ家にあり。
相も変わらずほとんど家にいます。
だからこそたまの外食の嬉しい事!
カムカム終わって無事に2週間経ってから食べたお寿司美味しかったなぁ。
そして焼肉も美味しかったなぁ。
馴染みの店のママの笑顔も嬉しかったなぁ。
まだまだ会えてない顔がいっぱいある。

ついに今月いっぱいでお店を閉めますという連絡もきた。
みんなで騒いだあの店がなくなる。
悲しい。
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

自分の仕事を守る為に外出を控え、馴染みの店から足が遠のき、そして閉店の話を聞き最後に顔出そうなんて都合の良いことを考えている。
心が痛い。

皆様の心が夏バテしないようにお祈りします。

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やましげ○○ぼっち Vol.152

2020/07/10 | 山崎 樹範 | やましげ○○ぼっち

山崎樹範、やましげです。
本番中の休演日(7月7日)にこれを書いています。
明日からまた劇場に入る。
折り返してあと5日です。
相変わらずバタバタと本番に突入し、毎日修正を繰り返し、ようやく落ち着いたようなそうでないような。
みんなは今日は何をしているんだろうと考えてみたり…。

冷静になるとよく本番が出来ているなと思います。
5月くらいにはこの公演が出来るかどうか全く分からない状況でした。
正直に言えば僕自身は世の中の風潮を見てると中止はやむを得ないと考えていました。
仕事もなく、「待て!」と言われるがまま家で過ごす日々に僕の時間は止まっていたんだと思います。
でも座長の時間は一瞬たりとも止まっていなかった。
7月に公演をやると言った時の座長は僕の遥か先を走っていました。
そして稽古に入ってからもそのスピードは落ちることなく加速度を上げていくのでした。
僕は遅れを取り戻すために走り出すも鈍った足はなかなか動かず、振り落とされないように必死でした。
今もどこまで台本を読み込めているのか、そしてそれを表現出来ているのか自信はありません。
後輩や古くからの仲間に助けられ何とかやれています。

この「猿女のリレー」という作品は誰か一人でも手を抜いたら終わりです。
舞台裏の仕事すら全て緻密に組まれています。
そしてそれを完璧にこなす仲間達がいます。
舞台横からその姿を見ていると、胸をうたれるものがあります。
初見のお客様には分からなかったと思いますが、僕は3日目まで何かしらの小道具を忘れていました…。
申し訳ありません。

そして、7月8日をむかえました。
今日は2回公演があります。
夜は生配信もあります。
朝、集合するとまずは皆で掃除から始まります。
今回は紙吹雪を大量に使うので掃除が大変なのです。
掃除機や箒で自分達の舞台を清める儀式。
仕事の出来ない僕は手で拾います。
お椀に一杯分の紙吹雪を拾うとシールを1枚貰えるかも、という自分なりの勝手なルールを作って楽しんでいます。
他の人が見落とした隅に大量の紙吹雪を見つけると金脈を発見したかのようにテンションが上がります。
また身体を動かすことで、丁度良いアップにもなるのです。

7月9日になりました。
昨日は久しぶりにリモート飲み会に参加致しました。本日は夜公演のみなのでゆっくりです。目覚ましをかけずに寝れました。
毎日千秋楽かもしれないと思いながらの舞台。
お客様と演劇の素晴らしさを共有出来るように真摯に向き合いたいと思います。

再びスタートを切ったカムカムミニキーナ。
しかし千秋楽がゴールではありません。
今後も目に見えない敵との戦いは続きます。
それは「ウィルス」だけでなく「不安」や「雰囲気」との戦いでもあります。
これからも「ルール」に則ったうえで「演劇の仲間達」が板の上で汗をかき続ける事でしょう。
これからも演劇と共に過ごせる日々が当たり前に続く事を願いつつ、僕はお風呂に入ってきます。

出たらチーズタルト食べるんだー\(^_^)/

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