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週刊☆やしマンデー『片桐仁と言う戦友』

レミング楽屋シリーズが終わっても、王子の中かからレミングが終わったわけではありません。

辛いこともあれば、楽しいことだらけだった過去作品の一つ。
「あの時は良かった~」と振り返るのでは無く、その時起きた事が今の王子を作り、未来へと導いく出来事と言う事実。

映画の世界や教科書などの知識でしか知らない事ですが、終戦間際、日本の為に飛んで行った皆さんも、日本を平和な未来に導く為に、文字通り命を捨てて築いた出来事があったと言う事実。

舞台を創るとは、ある意味ではそう言った事かも知れません。
捨てる、とまではいかずとも、命を削って全力で投げるエネルギーを相手に、観客にぶつける支合い(しあい)のような支事。
決して仕える事でも、私事でもないのではないかと。

そして削った分だけ、観客に埋めて頂き、また削る。
その支合いがいい舞台となり、役者を育てていくのではないでしょうか。

レミングはそのような舞台になってたのではないかと思います。

そしてそうなれたのも、一人一人が支え合っていたからだと思います。

その支え合う垣根を越えて、最高のパートナーとなった片桐仁さん。

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王子はこう紹介して下さいました。

「レミングの僕の一心同体のパートナー片桐仁くん。
とにかくどんな悪球も受け止めてくれる名保守。
それでいて面白アーティスト」

共に戦い、共に支え合い、いつしかその垣根を越えて一心同体と表現できる最高のパートナーとの出会いは、これからの王子を築く出来事となり、また、レミングはこれからの演劇の世界を築く上での大きな出来事となったのではないかと思います。

【~記者Uキ~】


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