「ただいま戻りました!!
入院中、ご迷惑、ご心配おかけして大変申し訳ありませんでした!」
と、無事に復帰し、久しぶりに編集室に帰ってきた僕の目の前に知らない方が…。
どうやら新しくやしマンデーを担当する方のよう。
「あ、初めまして。記者Uキです。」
「…」
「あの、今までご迷惑おかけして申し訳ありませんでした。」
「あ、、、はい。」
無口なのか不機嫌なのか、重たい沈黙。
と、そこに一本の電話が。
助かった、、、。
と思う間もなく、久しぶりのトクダネか!?
と言う緊張が走る!
どうやら毎週日曜に絶賛放送されている「Dinner」の現場からのよう。
いざ、現場へ!!
と緊張と興奮する僕の隣でおにぎりを食べていらっしゃる新しい担当の方。
「行きましょう!」
「あ、、、はい。」
かなりの不安を感じつつも、トクダネを逃すわけにはいかない思いからどうにか現場に到着!
と、僕らの目の前に、、、
「お久しぶりです!やしマンデー担当記者のUキです!!
こちらが新しく担当される、、、」
「…どぉも。」
そそそそそんな態度じゃ、、
誰がこようと全く動じないこの方『…名前知らないっ!?』
「ヒーーーー」
顔を上げるとさすがにお怒りのご様子。
いや、この様子だと、、、こ、こ、こ、殺される。
殺し屋さながらの表情の松重豊さん。
『終わった、、、。思えば僕の人生…』
などと振り返っていると、突然笑いだす松重さん。
???
どうやら王子に事前に話を聞いていたらしく、何をしても全く動じない人物がいる。
それならからかってやろうと凄んだけど、噂通りの動じなさ。
と言うわけらしい。
心臓をもぎ取られた僕をよそに笑い合う二人と、理解していない新しい担当記者。
ビビりすぎていた僕は、王子がいた事に全く気づけず、真っ白に。
トクダネどころか、復帰にして、寿命が縮まってしまった瞬間。
お二人とも茶目っ気たっぷりで、現場も茶の間も、そして次回はパルコの客席も沸かすんですね。
王子と松重さんが出演されているDinner
http://www.fujitv.co.jp/dinner/index.html
と
王子と松重さんが共演されるレミング
http://www.parco-play.com/web/page/information/lemming/
~記者Uキと、…結局名前をきいてなかった!!~
このお話はかなりのフィクションです。