毎度かざかみパンチの練習場よりお届けしておりますが…
全体が出来上がり、観ていると今回のカムカムさんの作品はなんと言いますか、「凄い」です。
「芝居とはこうだっ!」
と捉えるいう昔のようで
「芝居はこうでしょ」
と捉える現在のような。
作家松村武さんの世界観は、昔を見ながら、現在と未来を見据えている。
そんな作品になってる様に思います。
カムカムさんの伝統をお伝えする“昔あった演劇”と、今ある“現在の演劇”の混在。
皆さんは演劇に何を求めますか?
きっと王子や演劇人の原点である作品であり、そしてそこから反映されてきた物が『かざかみパンチ』にはあるように思います。
かざかみパンチの世界を共に生き、そして現在の自分への繁栄へと繋った時、『かざかみパンチ』は完成するのではないでしょうか。
この一ヶ月、カムカムさんの現場にお邪魔し、王子を追うことをすっかり忘れ、『かざかみ』の世界に没入してしまってます。
かざかみに生きる王子は既に王子でなくなり、作品の住人となっています。
駆け出しの私なんかが言えた事ではありませんが、『かざかみパンチ』は必見です!
作家松村武の思いを21年間支えてきた王子の熱意を目の当たりにすると“怪物くん”の見方も違ってきますよ。
とあるコンビニにある怪物くん幕。
王子はいつも近くにいますがより身近に感じれる演劇。
今日の練習を見てアツイままに記事にさせて頂きました。
そして王子からコメントを頂きました。
今回のカムカムミニキーナ公演「かざかみパンチ」って今までの集大成でもあり、なぜ僕らが芝居をするのかの改めての出発点でもあり、そこには今僕らがどう生きていくかの覚悟と、もしくはその覚悟に到達するためのヒントがあると、僕個人は思ってます!
何だかめんどくさいでしょう!
でもそれを楽しむのが人生でしょ?
だから僕はこの芝居を楽しみたい!
でもそのためには、劇場という空間に観てくれるお客様というか、ほぼ共演者に近い存在の皆さんが必要不可欠なんです!
僕は待ってます!
そしてこういう類いの宣伝に隠れたメッセージに触れ合いたい人がたくさんいる事を信じてます!
だから僕は待ってます!
一緒にライブを楽しみましょう!(^^)!
眼鏡王子
いよいよ幕開きのかざかみパンチの練習場からでした。
【~記者Uキ~】
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