5月病になってませんか?
やましげです
ゴールデンウイークは楽しかったですか?
やましげです
EXILEって結局何人いるんですか?
やましげです
風邪などひいていませんか?
皆様が健やかに過ごされる事を願ってやみません
さて、私は只今絶賛稽古中でございます
今年一本目の舞台です
正直申し上げますると稽古ってあまり好きではありません
やはり本番でお客様を前にした時の方が興奮する訳ですしね
しかし稽古なしで本番に立つほど怖いものはない訳でして
だから意外とマジメに稽古に向かう訳です
今回の舞台はウッチャンナンチャンの南原さんをはじめ、バラエティーに富んだメンバーです
内容もオムニバスだし、トータルでテーマもある
プロデューサーであり共演者の近藤芳正さん
作家であり共演者の南原さんと堀部さん
そして作家と演出の福島三郎さん
これが大人チームです
そして純粋な共演者の三倉まなちゃんと兼崎健太郎君
これが若手チームです
そうなのです
今回僕一人が三十代なのです
「中堅」
紛れもなく中堅です
なんとなく若手のように振る舞ってきた私でしたが、ついに年貢の納め時です
去年あたりから自覚もありましたしね
係長さんの気持ちです
係長俳優です
…なんて軽い気持ちで書いてますが、もし自分が本当にサラリーマンになっていたら?と考えた事が何度もあります
設定はリアルを元にしてです
一年浪人して獨協大学に入学
芝居に熱中し二年留年
卒業時で25歳
ただこの時に役者の道を断念します
人生の「if」のスタートです
どうにかこうにか引っ掛かった会社は…
(ここから会社勤めの経験がないし、知識もないので漠然とします)
いわゆる中小企業です
演劇をやっていたと面接で猛アピールしたので営業に配属された僕は、年下の後輩に毎日毎日怒られながら汗をかいていました
3年間マジメにやっていたらそれなりに仕事を覚えました
上司からも少しずつ信頼を得て仕事が楽しくなってきました
後輩も出来て、彼女が出来ます
短大卒の8歳下の女の子
いわゆる社内恋愛です
入手から5年初めて僕がリーダーとなって大きな仕事を取る事が出来ました
そして初めての肩書きを貰う事も出来ました
33歳最大の幸福が訪れます
彼女が妊娠したのです
それを機に結婚
慎ましくも幸せな日々
仕事も充実していました
すくすくと成長する子供
お給料はもちろん多いとは言えません
国の補助を受けつつ妻の笑顔にも助けられた僕は、早いとは言えないですがそれなりに出世をしました
38歳で係長になった僕は…
………止めましょう
おかしいですね
係長俳優が本物の係長になってしまいました
幸せになってしまいましたね
もし役者を続けていなかったら妻と子供がいる事になります
今の僕に無いものになります
なんでしょうか?
今の僕は幸せだと思っています
人生の「if」も幸せになってしまいました
僕はご都合主義者です
どう転んでも幸せになります
そう思い込んでいます
いつからか根拠の全くない確信に変わりました
もし全く別の人生になろうとも結果的に僕は幸せになる
馬鹿な話です
空想
妄想
いやいや、それ以上に夢のまた夢の話
でも信じちゃってるからしょうがないですね
でも中途半端に賢いよりは、思い切ってバカになった方が楽しいでしょ?
まぁ、いい歳こいて貯金もない男が何を言ってんだろうね!!
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