まるまるもりもり
やましげです
やましげひなたぼっこの翌日にこれを書いています
筋肉痛です
背中が痛いです
沢山喋ると腹筋が痛くなるんですが、それを過ぎると背筋が痛くなります
返り討ちにしてやろうと夕方ジムに行きました
マシンでトレーニング
たっぷりサウナで汗もかいて
…そして今
身動きがとれません
後悔
でもさらに返り討ちにするべく明日も仕事前にジムに行ってやるつもりです
行かないかもしれません
昨日のやましげひなたぼっこ
無事に終わりました
いくつかミスはありましたし、反省点もあります
でも無事に終わりました
ホッとしています
稽古を重ねてきて本番は一度きり
とんでもなく緊張します
一期一会
打ち上げでお酒を頂きましたが、何故だか酔っ払いません
体から緊張が抜けずに酔いが回らないのです
そーゆー事たまにあります
観てない方が多いと思いますので軽く内容を説明いたします
トークと芝居です
それ以上でも、それ以下でもありません
芝居はある男の一生を0才から99才までを春夏秋冬の4ブロックに分けて演じました
その合間にトークを挟みます
今回は家族をテーマにしてやりました
家族クイズや家族とのエピソード、近況なんかも話しました
その中で時間の都合でカットした話があります
その話を今日はしたいと思います
あれは何年前の事でしょうか?
まだ「やましげひなたぼっこ」が「やましげひとりぼっち」だった頃
様々な企画に挑戦していました
一人で各駅の電車を乗り継ぎ、三重まで鍋を食べに行ってみたり
自分で温泉を掘って入ってみたり
体を張った企画が目白押しでした
その中でも最もしんどかったもの
それが「100㎞マラソン」です
ぶっちゃけ3回位ランニングをしただけで本番
走って歩いての繰り返しでしたが、無事にフルマラソンの距離を超えました
大変なのはそこからです
50㎞
左膝が痛くなります
60㎞
右膝が痛くなります
70㎞
左足首が痛くなります
80㎞
右足首が痛くなります
90㎞
全く動けなくなります
一歩踏み出すたびに激痛がはしります
本当にツライ
とにかくツライ
涙が出てくる
とめどなく涙が溢れる
そして次に来るのが走馬灯
幼き日の思い出
母に抱きしめられたあの日
父に頭を撫でてもらえたあの時
家族に愛された思い出
母を泣かしてしまったあの日
父を怒らせたあの時
家族に迷惑をかけた思い出
様々な思い出が蘇る
そんな時に気付く
つらい時に支えてくれるのは家族なんだなと
足を引きずりながらゴールを目指す
心の中の家族に支えられながら
ゴールでサプライズがあった
なんとゴールテープを両親が持っていた
まさかの光景に驚きを隠せませんでした
感動のゴール
22時間30分
頑張った自分
そして待ってくれていた両親
疲れの限界で倒れ込んでいる僕の所に
父親が寄ってきます
ここで事件が起きました
父親が僕に放った一言
『おい、本当は何㎞走ったんだ?』
…まさかです
………本当にまさかです
まさか、まさか、まさか!!
まさか実の父が、息子を信じていないとは!!!!!!!
自分の息子がヤラセをやったと思っている父って!!!!!!!!
「本当は何㎞走ったんだ?」
死に物狂いで走ってきた息子に言う台詞じゃありません
あまり反抗期もなく真面目だった僕が、生まれて初めて人をグーで殴ろうと思った瞬間でした
まぁ幸か不幸か、本当に疲れてて体が全く動かないんで殴る事も出来ませんでしたが…
100㎞マラソンの感動が全部吹き飛んだ事件でした
ひなたぼっこで話したかったけど、話せなかった話でした |