すっかり二月になりました
先日初雪も降りましたね
皆様如何お過ごしでしょうか?
私は久しぶりの舞台を終えたばかりです
今回初めての方達ばかりと共演致しました
入江くんや石橋さん、福田転球さん
山田しんたろー君
とくお組のメンバー
新鮮な感じです
稽古場でも本番中も日々山田しんたろー君と遊んでました
本番中も毎日二人でネタ考えて違う事やってね
ちょいちょいスベッたけど…
改めて舞台の面白さを感じた公演でした
ってゆーかライブでお客さんの目の前でやるのは楽しいよね
表情が見えるってのは良いもんです
んで今年はひとりぼっちも復活しようと思っています
今回は今までの舞台で起こったハプニングについて書きます
まずよくあるのが
「セリフを噛む」
こんな事はしょっちゅうです
大体一本の芝居の内に言いづらいセリフが一個か二個はあります
単語だったり語尾だったりします
あまり動揺しません
言い直せば良いのです
ただ一度だけ
噛んだ後に言い直してまた噛んで、また言い直してさらに噛んで「ダメだ…」と呟いて諦めた事があります
そのセリフは飛ばしました
これはやってはいけません
次にあるハプニングが
「セリフ忘れ」
これは2パターンあります
自覚してるパターンと無自覚のパターン
自覚してる時は恐ろしいです
心の中で
(ヤバい!なんだっけ!?なんだっけ!?ヤバい!俺の番だぞ!!変な間になってる!!ヤバいヤバい!!)
と、パニクっております
さらに恐ろしいのが無自覚パターン
これは本当に質が悪いミスです
だって心の中で
(…ん?次誰だよ?セリフ言えよぉ!変な間になってんじゃんよぉ!もぉ何ダンマリ決め込んでんだよ!いい加減にしろよ!!早くセリフ言えよぉぉぉ!!)
と、勝手な事を思っています
そこでハタと気付くのです
(…俺だ)
僕は過去にこのパターンで気付いた瞬間に
「あっ、俺だ!」
と、声を出してしまった事があります
舞台の上で本気の隙を見せてしまいました
ドラマならNGですみますが、舞台は始まったら終演まで止まる事はありません
それが舞台の魅力でもあり、恐ろしい所でもあります
続きまして
「出とちり」
出る筈の所で出ない
出ない筈の所で出る
これは本当に最悪です
だからやった事ありません
本番では…
リハーサルでやってしまった事はあります
あとは
「小道具忘れ」
読んで字の如くです
これもしょっちゅう
こないだの芝居でも何回もマフラーするの忘れたしね
ただ小道具忘れでのベストエピソードは松村さんの拳銃忘れ事件ですね
物語の最後に松村さんが拳銃で相手を撃つシーン
見事に拳銃を忘れた松村さんは人差し指と親指を立て相手の胸を狙いました
有名な指鉄砲事件です
最後に舞台ならではハプニングと言えばコレでしょう
「霊体験」
これはねぇ、、、
実際にありますからねぇ…
僕も二度ばかり経験しました…
二度とも同じ劇場です
どこかは言えませんがあります
話を聞くことも多いです
僕は出番の直前に舞台の袖で肩を叩かれました
振り向いたら誰もいません
動揺したまま芝居やりましたよ
もう一度は暗転中にペンライトのような小さい赤い光に導かれて、全く行く筈のないピアノの小部屋に連れていかれた事もあります
このように舞台にはハプニングが付き物です
霊には憑かれたくありませんが、ナマモノだから面白いんですね
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