やましげ○○ぼっち
おはこんばんちは!!
やましげです
めっきり秋めいてきましたね
私はすっかりオッサンめいてきました
今日はお酒の話を書きたいなと思います
お酒は大好きな私ですが、最近飲み方が変わってきました
今までは最初に生ビールを一杯飲んで、そこからはウーロンハイ
朝までだろうがひたすらにウーロンハイ
チャンポンは悪酔いすると若い頃に言われ、かたくなに飲み続けたウーロンハイ
時に緑茶ハイやジャスミンハイに浮気する事もあったけど共に歩き続けたウーロンハイ
そんなウーロンハイとの蜜月に最近終わりが訪れました
草食系肉食系男子がやたら話題ですが、私は胃腸弱い系の男子なのでして…
夏場アイスを食べたら下痢をする
運動後に水をがぶ飲みしたら下痢をする
何かといっちゃあ下痢をする
そんな私がアルコールとはいえ、一晩中水分を取ってりゃそれは下痢をする訳で…
最近それが顕著な訳で…
だったら水分量を減らして酔っ払おう!!
と決意した次第で御座います
また歳をとってお酒の味も少し分かってきましてね
今まではアルコール度数さえ入ってれば良し!の感じで味なんて分からないから、カロリーの低いウーロンハイを飲んでいたんだけど
ついに日本酒の美味さに気付いてしまいました!!
日本酒をチビリチビリと飲む大人の男へと転身を遂げたのです
さらには焼酎もロックで飲めるようになりました
「芋」「麦」「米」「紫蘇」「黒糖」何でも来い!
これにより水分量大幅減に成功致しました
60%はカット出来たのではないでしょうか(当社比)
当然翌日の下痢もオサラバです
さらにはむくみの解消にも繋がるのです
あぁ大人の飲み方って素晴らしい
そんな素晴らしさを是非みんなにも分かってもらいたい!
亀岡君の家に遊びに行きました
勿論手には日本酒と焼酎を持って
「今夜は大いに飲んで、語り明かそうではないか!!」
すっかり忘れておりましたが、亀岡君はお酒が殆ど飲めないのでした…
いきなり主旨変更
「後輩の前で一人したたかに酔っ払おうナイト2009」
の始まりです
一人日本酒をあおる先輩を前にお酒を飲めない亀岡君
どうしていいか分からなかったのでしょう
やたら饒舌でした
なんせ先輩はニヒルを気取って無口なんですから
「誰か呼びますか?」
亀岡君が提案しました
それでもダンディーやましげは口許に笑みを浮かべるだけ
堪らなかったでしょう…
近所の吉田先輩に電話して
「今劇団員何人かでワイワイ飲んでるんですけど、是非吉田さんに来て欲しくて!如何ですか?」
亀岡君ならではの微妙な嘘がちりばめられた誘い文句です
「劇団員何人かで」
3、4人ないしは4、5人で飲んでる雰囲気を出してるがあくまで2人しかいません
「ワイワイ飲んでる」
完全な嘘です
「是非吉田さんに来て欲しい」
これは亀岡君の本音でしょう
ただどうやら吉田さん、もう寝る所だったらしく来れそうもないとの事
すかさず新人のユウキに電話
昔世話になった先輩と飲んでるとの事
「しげさんとその先輩どっちが大事なんだ!?しげさんと飲めるチャンスなんか滅多にないから絶対に来た方が良い!!」
亀岡君最高の脅し文句と口説き文句を一文に盛り込む高等テクニックを見せるも
「俺とはいつでも飲めるし、世話になった先輩大事にしろよ、またねぇ」
亀岡君から電話を奪い取りあっさり切っちゃう俺
再び日本酒をチビリ
そして訪れる静寂…
今日は「お酒を飲めない亀岡君を相手にダメな先輩が一人でだらしなく酔っ払うナイト2009」なのだ
まんじりともしない時間
日本酒だけが減っていく
そこにその静寂を打ち破るノックの音
誰か来た
ドアを開けるとそこには吉田さんが!!
手には2リットルペットボトルの焼酎が
この人もダメな先輩である
ホッとする亀岡君
吉田さんにかいがいしく水割りを作る
3人でおしゃべり
亀岡君も楽しそう
この日一番平和な時間だった
しかし歴史を見ても分かるように平和な時間と言うのは長くは続かないように出来ているらしい
吉田さんの爆弾発言が飛び出す
「今年出ようと思ったんだけど間に合わなかったから…」
ん?
なんだ?
「…来年キングオブコントに出るわ」
えぇぇぇぇぇ!!!!
マジでか~~~~!?
しかも吉田さん曰く
「1000万は見えてる」
私は思いました
(こいつマジで何言ってんだ?)
コントの経験もない人間が百戦錬磨の芸人さん達を相手に本気なのか!?
そもそも今年出ようと思ったのに何故出なかったのか?
そこをつつくと
「応募の締切り過ぎてた」
だと!
さすがMr.ルーズ
だらしないぜ!!
「つーか吉田さんコンビで出るんですか?
それともトリオですか?」
「4人組で出る」
まさかのカルテット!!
玉川カルテットならぬ吉田カルテットである
「メンバーは決まってるんですか?」
「うん、まずツッコミが亀岡で…」
亀岡君顔面蒼白
あとの二人の名前は後々の事を考えて伏せさせて頂きますが、メンバーの名前を聞いた時の率直な私の感想は
(吉田さんのポジションはどこ?)
吉田カルテット
吉田さん抜きの方が面白いんじゃないかなぁ
なんて不安になりました
しかし吉田さんには確実に「見えている」らしい
最後に亀岡君に
「ネタはみんなで考えよう」
とキレイに責任を四等分して帰りました
私と亀岡君は再び二人きりに
日本酒を飲み続け、すっかり日本酒に飲まれた男と化した私
グダグタです
亀岡君のストレスは相当なモノだったと思います
悶々としたんでしょう
おもむろに言い出しました
「しげさん、AV見ませんか?」
女性の皆さんすいません
男なんてこんなものです
男子2人でAVを見る午前3時
どーしよーもない時間です
そしてそのAVが
とんでもなくドギツイ内容だったのです
それはもはやアダルトの枠には収まらず、ドキュメンタリーと呼ぶ方が相応しいものでした
何度も止めてくれとお願いしましたが亀岡君は止めてくれません
あれは多分その日一日の仕返しだったんだと思います
したたかに酔っ払った体にはあまりにも衝撃的な内容を忘れる為に私は外に出ました
酒もろとも吐き出してしまいたかったのです
部屋に戻りそろそろお開きにしようと思っていると、再びドアをノックする音
ユウキです
先輩との飲みが終わって来たそうです
愛すべき後輩です
私はユウキにこれ見た方が良いと言い、先程見たAVを再生しました
来た早々とんでもないものを見せられユウキは悶絶しておりました
その姿を見て
私は一つ頷き
帰路に着きました
次の日
もちろん下痢をしました
終わり
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