2020/03/15 | カムカムミニキーナ | お知らせ, イベント情報, カムカム公演情報
2020年3月28日(土)の上演を予定しておりました「しめんげき」ですが、
誠に残念ながらこのたびの新型コロナウイルスの影響により上演中止が決定となり、
延期とさせていただくことになりました。
楽しみにしていただいていた皆さまには
大変申し訳ございません。
またの機会が決まりましたら、改めてお知らせさせていただきます。
新作『支那夜叉』(しなやしゃ)、またさらなるシリーズのお目見えを
お楽しみにお待ちいただければ幸いです。
恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
~旗揚げ29年目の老舗劇団カムカムミニキーナがチャレンジする新企画~
<どこでも観られる演劇を>
現在、大都市中心でしかなかなか見ることのできない小劇場演劇。
そしてその中でも減少しつつある「劇団」という形の独自の表現文化を、日本各地のまだ見ぬ多くの観客の皆さんに知ってもらいたい。
そんな思いでフットワークの軽い少人数の芝居シリーズを、地方巡演を上演の基本形として作ります。
<四人の役者だけで>
四人の役者だけで繰り広げられる中篇の芝居。
四人がその何倍もの人数の登場人物をめまぐるしく演じ分けていくことで、演劇的でありながら、肉厚、骨太な物語を語ります。
またカムカムミニキーナの特徴の一つである、布や棒などシンプルな素材、また手作りのお面などの小道具を使ってのマジカルな表現方法もふんだんに登場させ、TVや映画、大都市での大劇場の演劇では、なかなか見ることのできない新鮮な舞台作品をお届けします。
<作品ストックから、いつでも上演出来る>
「しめんげき」はシリーズ構想。
約一時間の四人芝居を、今後何作も作りストックします。
演じるメンバーが変わっても、いつでも、どこでも、上演できる“ネタ”をストックする。
それは、興味をもった人が、プロアマ問わず気軽に上演できる台本の拡散も目指すもの。
いわば新時代の“落語の小噺”のようなイメージ。
<上演の形は様々に、フレキシブルに>
「しめんげき」は、舞台の広さ、客席の形状などは、通常の芝居より大小さまざまに対応できます。
例えば大劇場であれば、舞台上に客席を含めた舞台を作るなど。
一つのステージに、四人芝居の二本立ても可能。
その場合も、四人で二本分演じる形、またはそれぞれの作品を四人づつ、計八人の興行にもなりえます。
また、演出・松村武指導による演劇ワークショップ、参加劇団員による小道具作り体験など、作品以外でのカムカム体感オプションを加えることも可能です。
さらに、その延長上に、作品への現地キャストのワンポイント参戦なども実現できればと考えています。
本公演とはまた違う角度から、「しめんげき」稽古をしております!
創るからには演ります!
演るからには、皆さまにこの演劇に触れてほしい。
呼んでいただければ行って演劇する!という心意気で、
どこでも観られる演劇をもって各地を巡ります。
「しめんげき」をここでやって!というお声があれば、伺いたいと思っておりますので、
どうぞカムカムミニキーナにご連絡くださいませ。
Vol.1
2019年9月23日(月・祝) 17:00開演 @EVANS CASTLE HALL 奈良県三条町553番地
休憩あり二部構成(二作品)で上演。
*** 第一部『秘蔵金』 ***
作・演出 松村武
<Cast> 松村武 栄治郎 長谷部洋子 柳瀬芽美
祖父の遺言を追って、熊野の森の奥へと少女が訪ねたのは元陸軍の一人の男。
かつて男がこの地を訪れた理由は、隠された徳川秘蔵金をめぐる極秘任務。
だがその裏には、帝都を震撼させる、青年将校達のクーデター計画があった。
やがて二・二六の雪の朝がやってくる。
*** 第二部『1989~風家の三姉妹~』 ***
作・演出 松村武
<Cast> 松村武 長谷部洋子 未来 梶野春菜
1989年。バブル経済、ベルリンの壁崩壊、昭和から平成へと時代は変わり、19才の松川武太郎が故郷奈良から上京し小劇団を旗揚げするその年・・・
太古より巫女の業を受け継ぐ風家の三姉妹は、1989年という国境を越えて時代の風を乗りこなし、それぞれの道を進んでゆく。主宰松村武の自伝的物語。
2011年にカムカムミニキーナとして上演したものを四人上演バージョンとして作りなおして挑んだ作品。
しめんげき(四面劇・4men劇)とは・・・ はコメントを受け付けていません